お金を借りる手段

銀行でお金を借りる方法|ローン審査の基準・申込方法・金利など基礎知識

まねぶー先生の授業

銀行のATMを使ったときに、カードローンについての案内が表示されますよね。

とても簡単に借りられるようなことが書かれていますが、銀行は審査が厳しくて簡単には融資をしてくれないという噂もありますので、本当に貸してもらえるのか不安ですよね。

とはいえ、お金を借りるのであれば、安心と信頼の金融機関である銀行からがいいという人も多いかと思います。

ここではそんな借り先としての銀行について、お金を借りる方法や審査の基準などの基礎知識についてご紹介します。

このページでわかること

このページでは銀行のローンについて、ローンの種類や利用するメリットとデメリットなどについて説明しています。

銀行は預かったお金や株主のお金を使って融資を行うため、審査が厳しい半面、条件を満たした人に対しては積極的に融資を行っている金融機関です

とても金利が低く、ローンの種類も豊富という特徴がある銀行ですが、即日融資には対応しておらず、高額な借り入れが可能になっているため、借り過ぎになるリスクもあります

返済不能にならずに利用するには、きちんとした返済計画を立てた上でお金を借りる必要があります。

銀行ローンの基礎知識

銀行は預けてもらったお金や株主のお金を企業や個人に融資することで利益を得ています。

他人のお金を使って融資をしていますので、当然それを失うわけにはいきません。

このため、絶対に返済可能な人にしか融資を行ってくれません

銀行にはこれまでの融資から得た返済に関する統計データがありますので、どのような条件の人が返済不能になるのかを銀行は把握しています。

もちろん、100%回収できるわけではないものの、返済できない条件の人に貸さないことで、リスクを最小限に抑えています。

そのような理由から、銀行の融資は審査が厳しいと言われています。

ただし、お金を貸さないと利益を得られませんので、安定した収入がある人や資産を持っている人には積極的に融資していくのも銀行ローンの特徴です。

お金に困っている人には融資はしないけど、お金に余裕のある人には融資するというのが銀行の基本スタンスだと覚えておきましょう。

どこか矛盾しているようにも感じるかもしれませんが、無謀な融資は絶対にしないことと、無理のない融資なら簡単に行ってくれるということを頭に入れておいてください

取り扱っているローンの種類と金利

銀行で取り扱っているローンには下記のような種類があります。

  • カードローン
  • 住宅ローン
  • フリーローン
  • マイカーローン
  • 教育ローン
  • 事業ローン

この他にも銀行ごとに様々な種類のローンがありますが、代表的なものはこの6種類になりますので、それぞれの特徴について簡単にご紹介していきます。

カードローン

金利 年1.8〜15%

専用のローンカードを使って、ATMCDを使ってお金を借りるローンです。

他のローンとは違って、利用限度額の範囲内であれば何度も借りることができます。

使いみちも自由ですので、とても使い勝手のいいローンでもあります

基本的には無担保無保証で利用できます。

住宅ローン

金利 年0.43〜1.4%

住宅の購入やリフォームなど、家に関するまとまったお金を借りなくてはいけないときに、低金利で借りられるローンが住宅ローンです。

原則として住宅を担保にしてお金を借りることになりますが、借りた人にもしものことがあっても、生命保険から残金を支払えるようになっています

フリーローン

金利 年4〜14%

フリーとなっていますが、借りるときに使用目的を伝えて借りるタイプのローンです。

借りるときには必要な額をまとめて借りて、あとは契約に従って返済だけをしていきます。

結婚資金や旅行資金、保険が効かない手術のようなまとまったお金が必要なときに利用します

マイカーローン

金利 年2.3〜4%

自動車を購入するときや車検などの、車に関するまとまったお金が必要なときに利用するローンです。

自動車ローンやオートローンと呼ばれることもあります。

ディーラーローンよりも低金利かつ無担保で利用できますが、銀行のマイカーローンは審査がかなり厳しくなっています

教育ローン

金利 年3〜5%

子どもが進学するのに必要な教育資金を補うためのローンです。

学校の入学金や授業料のような高額なお金を借りることができます

教育ローンにはカードローンタイプの自由に借り入れできる商品と、フリーローンタイプの一括借り入れする商品の2種類があります。

事業ローン

金利 年2〜9%

企業や個人事業主などの、仕事に必要なお金を借りることができるローンです

個人的な借り入れには使うことができませんので、会社勤めの人はそういうローンがあるということだけ頭に入れておきましょう。

銀行と信用金庫・信用組合はどう違う?

銀行に似たようなローンをラインナップしている金融機関に信用金庫や信用組合があります。これらは銀行とどう違うのでしょう?

名前が違うだけで、同じように利用できるのでしょうか。

銀行と信用金庫・信用組合は提供しているサービスについては違いがありません。ただし、その存在理由が違います。

銀行は株主の利益のために収益をあげなくてはいけません。

それに対して信用金庫は、地域の利益や活性化を目的に設立され、金融機関としての利益は求めません。

信用組合も信用金庫と同じ非営利団体ですが、組合員や会員になるための資格、そして根拠法に違いがあります。

信用組合と信用金庫に共通しているのは、対象となる地域が定められているということで、転勤などで引っ越しをすると、利用できるサービスに制限が出てしまいます。

すでに説明しましたように銀行は預かったお金や株主のお金を運用して利益を出しますので、リスクを負うことはまずありませんが、信用金庫や信用組合は収益をあげる必要がないため、銀行よりは融資のハードルが低く設定されています

もちろん審査が甘いというわけではなく、信用組合も信用金庫も明らかに返済が難しそうな融資は行ってくれませんので、その点においては銀行と信用組合、信用金庫は同じだと考えてください。

銀行でお金を借りるメリットとデメリット

ここまでの説明で、審査が厳しいという部分だけが強調されてしまったかもしれませんが、もちろん銀行でお金をかりるのにはメリットもあります。

ここでは、銀行から融資を受ける場合のメリットとデメリットをご紹介します。

メリット

  • 低金利で高額なお金を借りることができる
  • 総量規制の対象外で借りられる金額に制限がない
  • 銀行ならではの安心感がある
  • 借りているのがバレにくい

銀行のメリットは低金利であることと、高額な金額を借りられることにあります。住宅ローンなら1億円でも借りられることがありますし、カードローンでも800万円程度が上限となっているため、かなり高額な融資を受けられます。しかも総量規制の対象外ですので、年収の1/3を超えた額でも融資してもらえます。

また、消費者金融から借りると厳しい取り立てがあるのではないかと不安になりますが、銀行なら安心感があります。さらにローンに関する書類も銀行名で送られてきますので、消費者金融などと違って、お金を借りていることが周りにバレにくいというメリットもあります。

デメリット

  • 審査が厳しい
  • 即日融資には対応していない
  • 借り過ぎリスクがある

銀行から借りようとしたときの大きなデメリットは、審査が厳しくてそもそも借りられない可能性が高いということです

すでに高額な借金を抱えていたり、収入が安定しなかったりする人に対しては、まず審査は通らないと考えてください。

さらには、融資しても大丈夫かどうかの判断をきちんと行いますので、消費者金融のように即日融資というわけにもいきません。

銀行は「いま必要」に対応してくれません。

高額な借り入れができるというのもメリットである反面、きちんと返済計画を立てて借りないと、知らないうちに借りすぎになってしまうこともあります。

気がついたら高額な借金を抱えていて返済不能になることもありますので、計画的に利用する必要があります

ローン申し込みから融資開始までの流れ

銀行ローンの申し込みをしてから、審査を通過するまでの流れは次のようになっています。

  1. 借り入れの申し込み
  2. 保証会社と銀行による審査
  3. 契約
  4. 融資開始

銀行やローンの種類によって多少の違いはありますが、基本的にはこの4ステップで融資を受けられますので、それぞれのステップのポイントをご紹介します。

SETP1.借り入れの申し込み

借り入れの申し込み方法は、大きく分けて5通りあります。

  • インターネット
  • スマホアプリ
  • 店頭窓口
  • ATM
  • 電話
  • 郵送

最近は銀行のATMを使ってのカードローン申し込みも可能になり、以前よりは手軽に借りられる環境が整っています。

カードローン以外の高額な借入の場合は、店頭窓口で借入金額や返済計画の相談をしながら申し込みを行います。

申し込みには本人確認書類が必要になります。

STEP2.保証会社と銀行による審査

銀行のローンは無担保で借りられますが、返済できなかったときには保証会社が損失分を補填します。

このため、保証会社が融資して問題がないかを審査します。

審査の結果によっては融資を断られることや、減額での融資になることもあります。

STEP3.契約

審査を通過したら契約を行います。

ローンによっては契約書類と一緒に収入を確認できる書類を提出します。

まだ融資依頼した銀行の口座を持っていない場合には、このタイミングで口座を作らなくてはいけないケースもあります。

STEP4.融資開始

契約書類が受諾されたら融資開始です。

一括借り入れの場合は、指定口座に借入額が振り込まれ、カードローンの場合は、キャッシュカードを使ってATMなどからお金を借りられるようになります。

信用を重ねることで高額な借り入れができるようになる

銀行のローンはいずれも金利が低く、返済するのも楽というイメージがあるかもしれませんが、確実に返済できる人にしか融資を行いません。ただし、そのハードルはものすごく高いわけではなく、正社員で安定した収入があり、すでに借金を抱えているのでなければ、意外とすんなりと借りることができます

融資に慎重で審査に時間をかけるため、即日融資を受けるのには不向きですが、総量規制の対象外となり、高額な借り入れが可能なのも銀行の魅力です

ただし、借入額が大きくなればなるほど、審査は厳しくなってしまいます。

まずは小さく借りて、返済実績を作っておくことが重要です。

最初から何百万円、何千万円と借りるのではなく、確実に返すことができる月収以下の借入額で利用して、信用を積み重ねたところで大きく借りるのが銀行で融資を受けるときのコツになると覚えておきましょう。