投資のはなし

個人向け国債の買い方|初めての人の購入方法、メリット、リスクを解説

資産運用に関して興味を持つこともあると思いますが、中でも個人向け国債を始めてみたいと考える方もいるのではないでしょうか。

個人向け国債とは、国の債券を個人でも購入できる金融商品の名称で、誰でも購入できるだけでなく、国の担保があるため破綻しない限り元本割れが起こりません。

こうした理由から個人向け国債を始めようと考えるケースもある一方で、買い方について分からないままになっていることもあります。

しかし、買い方が分からないだけで、ためらっているのは機会損失ですので、この機会に覚えてみませんか?

今回は個人向け国債の買い方と、国債の特徴をはじめ購入メリットとリスクについて、解説します。

個人向け国債の買い方と特徴

個人向け国債という名称から、国の機関から購入しなくてはいけないと考えるかと思いますが、全く違います。

実際は証券会社や銀行、ゆうちょなどから購入可能です。

また、誰でも口座開設から購入できるので、興味のある方は買い方を覚えた上で購入してみましょう。

金融機関を選び口座開設を行う

個人向け国債を購入する時は、まず金融機関を選ぶことが買い方の基本です。

主に以下の金融機関から購入できます。

  • 証券会社(窓口、ネット証券)
  • 都市銀行
  • 地方銀行
  • ゆうちょ

別途口座開設することが、手間に感じる場合は既に口座開設している都市銀行や地方銀行などから、申し込む方法もおすすめ。

ただ、株式投資や投資信託など、別の金融商品も購入予定がある場合は証券会社にて総合口座開設すると便利です。

募集期間を調べる

個人向け国債の購入先を決めたら、買い方で忘れてはいけない募集期間を確認しましょう。

他の金融商品と違い、個人向け国債はいつでも購入できません。

1年に12回募集があり、毎月指定の期間だけ、購入に関する募集をしています。

ですので、買い方のポイントとしては、口座開設を当月の中旬ごろまでに完了させて、来月の募集期間に購入できるよう、当月中に準備しておくと慌てて申し込みしないで済みます。

国債の発行日については、募集期間終了後、翌月の15日前後に行わるのが一般的です。

3年。5年、10年から選び注文する

個人向け国債の買い方で悩むところといえば、3種類のうちどの国債を購入すればよいのか、分からないことでしょう。

個人向け国債の年数は、満期を占めていて10年満期型のみ変動金利で設定されています。

固定金利とは、購入後も金利は変わらず一定の金利で推移します。

一方変動金利の場合は、景気などによって金利が変動するのが特徴です。

金利が下がると元本割れするのではないかと心配になりますが、個人向け国債では最低金利保証0.05%と定められているので、国が破綻しない限り元本割れしません。

国債が発行され保有

募集期間中に注文を行えば、翌月中には国債を保有できます。

個人向け国債は購入後1年経過後に、満期を待たず売却できます。

ただ、中長期的に資産を構築するタイプですので、理由なく1年半や2年で売却しても得られる利益は小さいです。

個人向け国債のメリットとリスク

個人向け国債の買い方を覚えたら、初心者も知っておくべきメリットとリスクについて分かりやすく解説します。

個人向け国債は一般的にローリスクローリターンといわれていますが、具体的に何がローリスクローリターンか理解した上で、始めるのがおすすめです。

それでは個人向け国債に投資を行う、メリットとリスクについてご説明します。

元本割れリスクが少ないためローリスクで運用できる

個人向け国債の大きなメリットとは、元本割れリスクが極めて小さいことです。

元本割れしない訳ではありませんが、国の破綻という事態以外で起きません。

人によっては国が破綻すると、国債の元本割れが起こるからリスクが高いと感じる場合もありますが、そもそも国債だけでなく多方面で多くのリスクを生じさせます。

ですので、個人向け国債は実質元本割れが無いといえるのです。

少額投資が可能

個人向け国債は、1万円単位から購入できます。そのため、投資資金10万円や100万円を用意できない方でも、少額投資で始めることが可能です。

初めて投資や国債投資を始める方は、まず個人向け国債で少額投資を行い、少しずつ慣れていく方法もあります。

他の金融商品よりも金利が低い

個人向け国債に関するリスクは少ないですが、時間を掛けて投資を行う一方で他の金融商品より金利が低い点に注意です。

それぞれ0.05%金利で、3年と5年型は固定金利のため金利の増減がありません。

また、10年型は変動金利ですが、最低金利0.05%と低金利です。

一方投資信託は、3%や5%といった利回りのファンドもあるため、中長期的に資産を構築するのであれば、国債と投資信託を組み合わせるのがおすすめです。

個人向け国債の買い方は比較的簡単

個人向け国債の買い方は、購入先を決めて募集期間の確認後、注文の準備を行うという流れで、比較的簡単で覚えやすい内容です。

購入後1年間は解約できないため、保有するのみになります。

ですので、1年間は国債に関して特に注文などを行う必要はありません。

また、1年経過後、途中解約できますが満期になれば自動的に売却するため、満期まで保有する予定の方も、特に行動する必要が無い点もメリットです。

しかし、他の金融商品よりも金利が低いため、個人向け国債と投資信託や株式投資を組み合わせた投資をおすすめします。