投資のはなし

意外と簡単?投資信託の始め方!初めてでもわかる流れと注意点を解説

低金利時代の現代では、定期預金で年利約0.01%~0.5%となっているため、なかなか資産を増やしにくい現状です。

また、年金支給額も徐々に減少傾向の一方で、支給年齢は引き上げつつあるため、老後の生活を自分自身で準備する必要があります。

そこで投資という手段があり、投資信託で中長期的に資産を構築する方法もあるのです。

投資信託で資産を作りたいと考えている方へ、投資信託の始め方や仕組み、注意点についてご説明します。

投資信託の仕組みと基本

一般的に投資といえば、株式投資をイメージしやすく投資信託はよく分からないと考えることでしょう。

しかし、投資信託も資産設計として活用できる金融商品ですので、まずは基本的な仕組みからご説明します。

投資信託はプロの運用会社へ運用を任せる投資方法

投資信託では、ファンドと呼ばれる商品が販売されていて、数1000本以上あります。

そして、各ファンドは販売会社が販売していて、運用会社へ運用指示したり信託銀行へ資産管理を任せたりしています。

ファンドの運用が上向きで、一定の利益が発生すると投資家は、投資した分だけ利益を得ることができます。

大きな特徴は投資家が運用しない点で、ファンドの運用会社に所属しているプロの投資家が、実際に運用する仕組みです。

つまり、プロの投資家が運用しているので、未経験者でも利益を得るまでのハードルが、株式投資などと比較して低い傾向になっています。

投資信託の購入方法は数種類ある

投資信託の始め方を理解する上で、購入方法についても覚えておきましょう。

投資信託では、以下の購入方法が用意されています。

  • 口数買付
  • 金額買付
  • 一括購入
  • 積立購入

口数買付、投資信託の単位でもある1口○○円の、1口を基準として購入する方法です。

たとえば、1口1万円であれば10口購入すると10万円分投資となります。

一方金額買付とは、口数ではなく金額を指定して購入する方法です。

たとえば1口1万円であれば、15万円購入といった金額を入力します。

投資信託初心者は、金額買付がおすすめです。

口数買付の場合は、金額が中途半端な数字になるため計算や整理しにくく、基準価額によって購入金額が変わります。

例、1口1万円から1口8000円に下落した場合

  • 口数買付:1口数購入は変わらないが、購入に必要な金額が変わる。1万円から8000円。
  • 金額買付:1万円購入と指定していれば、価格変動に左右されず購入できる。

続いて一括購入とは文字通り一括で購入することで、積立購入は毎月指定した金額を投入して、積み立てる方法です。

少額投資で長期的に保有を行う場合は、積立投資で少しずつ元本を増やしながら収益も増やす方向性をおすすめします。

投資信託の注意点

投資信託は1年や10年といった長期的な運用で、資産を作りたい場合に相性の良い金融商品です。

また、運用はプロのファンドマネージャーが行うため、未経験者でも比較的早い段階で含み益を得ることができます。

しかし、投資信託にも注意点があり、把握したうえで始めなければ思わぬミスに繋がります。

元本保証と値上がり保証はない

投資信託の注意点は、元本保証と値上がり保証がないところです。

プロの運用であっても、時に損失が増えることもありますし、元本割れを起こす場合もあります。

あくまで株式投資やFXと比較して、ミドルリスクミドルリターンであり、投資特有のリスクは共通している点を覚えておきましょう。

投資信託の始め方

ここからは投資信託が初めての方でも分かる、始め方に関する流れをご紹介していきます。

投資信託の始め方は、株式投資と共通している部分もあるので、株式投資経験者にとっては分かりやすい金融商品といえるでしょう。

それでは投資信託の始め方を解説します。

投資資金を用意して運用方法を決める

まずは投資信託に充てる投資資金を用意し、運用方針について決めておきます。

投資資金は1万円以下でも投資できるので、試しに始めてみたい方や少額投資を検討している方でも始められます。

また、老後の資産を3000万円構築したいと考えている20代の場合は、投資資金を30万円前後は用意しておくのがおすすめです。

定年まで30~40年を考えた場合、1万円以下で始めると積立金額を増やすか、高利回りのハイリスクファンドを購入するしかありません。

金融機関とファンド選び

投資資金を用意できたら、金融機関とファンド選びについて考えます。

金融機関の選び方は、手数料コストが安い証券会社や、取り扱いファンド数の多い証券会社を選びましょう。

またファンド選びについては、安定重視のインデックスファンドか、市場平均以上の運用実績を求めるアクティブファンドなどから選びます。

また、更にリスクを取って利益重視のブル型とベア型も検討してみるといいでしょう。

ファンド内容については、株式や国債・デリバティブなど様々な金融商品を取り扱っているので、なるべく分散投資を行いリスク分散にも注意することが大切です。

証券会社などで口座開設

金融機関を決めたら証券会社の口座開設手続きを行います。

口座開設手続きは、氏名や住所など基本情報を記入したのち、本人確認書類も含めて書類もしくは電子手続きにて提出します。

審査は数日で完了する場合や1週間程度など、多少の幅があります。

ファンドを購入

口座開設手続きの完了案内が来たら、投資活動を始めることができます。

あとは、投資資金を入金し、事前に決めて置いたファンドを購入、販売会社に運用を任せます。

できれば1日に1回、もしくは1週間に1回は基準価額や利益率や利回りなどを確認するのがおすすめです。

また、1年に1回程度は、ファンドの入れ替えなども行うのも基本です。

投資信託の始め方は簡単だがファンド選びなどが難しい

投資信託は実際の運用をプロに任せられるため、株式投資よりも中長期的に利益を得やすい側面があります。

しかし、価格変動が比較的落ち着いているので利益が少額になりやすいです。

ですので基本的に10年や20年といった、長期的な運用で資産を少しずつ作りたい方におすすめの投資方法になります。

20代や30代など、定年退職後の資金作りを今から考えている方は、今回ご紹介した投資信託も含めて運用を検討してみてはいかがでしょうか。