給料日前にどうしてもお金が必要になったとき、家族や知人から借りるのはちょっと気が引けますよね。
返すあてがあったとしても、できることなら誰にも知られずにお金を借りたいところです。
そんなときは金融機関から借りるのがおすすめですが、金融機関にもいろいろ種類があります。
ここではそんな金融機関の中でも、比較的手軽なイメージのある消費者金融でのお金を借り方についてご紹介していきます。
初めてお金を借りる人でも分かる内容になっていますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
このページでわかること
このページでは消費者金融からお金を借りると他の金融機関と比べて、どのようなメリットとデメリットがあるのかを説明しています。
とても手軽にお金を借りられる一方で、金利が高く、総量規制によって年収の1/3までしか借りられないのが消費者金融の特徴です。
最近はスマホアプリでの融資が可能になりましたが、時間帯によっては翌日以降の融資になることもあります。
14時以降の申し込みで即日融資を希望するなら、自動契約機でローンカードを発行してもらい、カードを使ってATMから融資を受けましょう。
消費者金融を利用するメリットとデメリット
それではまず、消費者金融がどのような金融機関なのかについて説明します。
消費者金融は個人に対して無担保でお金を融資する貸金業のことで、小口融資を基本としています。
ヤミ金業者を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、正規の業者はきちんと都道府県知事の登録を受けており、貸金業法に則った融資を行っています。
かつては夜間に自宅にまで取り立てに来て、強引に返済を迫るなどの問題があったり、グレーゾーン金利と呼ばれる高金利でお金を貸し付けていたりしたこともありました。
このため、あまりいい印象を持っていない人もいるかと思いますが、現在は大手銀行の傘下に入るなど、健全な経営を行っています。
とはいえ、消費者金融が万能な金融機関ではなく、メリットもあればデメリットもあります。
ここではどのようなメリットとデメリットがあるのかご紹介していきます。
消費者金融のメリット
消費者金融を利用するメリットとしては下記の3点があります。
- 審査時間が短く即日融資も可能
- 保証人も担保も不要
- インターネットやスマホアプリからでも申し込める
消費者金融のメリットをまとめると、「手軽であること」が挙げられます。
以前は無人契約機まで行く必要がありましたが、最近はスマホ1台で申し込みから契約まで済ませられる環境が整っています。
審査は最短30分で終わりますので、早ければ即日融資も可能です。
また、消費者金融は無担保での融資を行っていますので、担保を預ける必要がありません。
保証人も不要ですので、原則として誰にも気づかれることなくお金を借りることができます。
消費者金融のデメリット
お金をかりるときにはついついメリットばかり目が行きがちですが、デメリットもきちんと把握しておきましょう。
- 金利が高く返済額が大きくなる
- 大きな額を借りることができない
消費者金融でお金を借りるときのデメリットは、金利が高いことにあります。
金利が高いというのは、お金を返すときの利息が大きくなるということです。
消費者金融の金利は年3〜18%くらいに設定されていますが、初めて借りる場合は年18%だと考えてください。
金利18%・1年返済で10万円借りたら、利息として10,011円も払うことになります。
借りた金額の1割以上も多く払うわけですから大きな損ですよね。
それに加えて消費者金融は総量規制というルールによって、年収の1/3までしか借りることができません。
年収300万円なら100万円が上限です。
その上限は他の消費者金融も合わせての金額ですので、まとまったお金が必要なときには利用できないことになります。
しかもいきなり上限まで借りられることは少なく、最初は少額の借り入れをして、返済実績を作らないと高額な融資は断られる可能性が高くなります。
とはいえ、借りたお金はすぐに返せば利息が膨れ上がることもありません。
きちんと計画的に利用するなら、デメリットを感じることなく利用できますので安心してください。
消費者金融でお金を借りるための審査と流れ
消費者金融でお金を借りるためには、審査を受ける必要があります。
消費者金融も慈善事業をしているわけではありませんので、きちんと返せると判断した人にしかお金を貸してくれません。
その判断をするのに審査を受けるわけですが、そのときの流れについてご紹介します。
SETP1.借り入れの申し込み
STEP2.必要書類の提出
STEP3.消費者金融による審査
STEP4.契約
申込み方法はいくつもありますが、どの消費者金融でも全体の流れに違いはありません。
それぞれのステップについて簡単にポイントと説明します。
SETP1.借り入れの申し込み
借り入れの申し込み方法は、大きく分けて6通りあります。
- インターネット
- スマホアプリ
- 店頭窓口
- 自動契約機
- 電話
- 郵送
最近はどの消費者金融もスマホアプリに力を入れていて、アプリから借り入れの申し込みができるようになっています。
いずれの方法でも審査には影響はありませんが、すぐにローンカードを手にしたい場合には、自動契約機の利用がおすすめです。
STEP2.必要書類の提出
申し込みに必要な書類は下記の2点です。
- 運転免許証などの本人確認書類
- 給与明細などの収入証明書
借入額が小さい場合には収入証明書が不要になるケースもあります。
書類はインターネット上の会員ページからのアップロード、専用アプリからのアップロードが必要ですが、インターネットが使えない場合には、FAXや郵送、店頭窓口、自動契約機でも対応可能です。
STEP3.消費者金融による審査
申し込みを行って必要書類を提出したら、あとは消費者金融の審査結果を待つだけです。
最短30分で審査結果が出るとしていますが、在籍確認ができないようなケースでは、もう少し時間がかかることもあります。
在籍確認とは、申し込み時に記載した勤務先に本当に所属しているのかを確認するために、職場に電話することを言います。
虚偽の申請をする人がいるため、ほとんどの消費者金融で在籍確認を必須としています。
そうなると、職場にお金を借りることがバレないか心配ですよね。
でも安心してください。
電話で消費者金融の会社名を名乗ることはありませんし、在籍確認の電話であることを分からないようにきちんと配慮してくれます。
STEP4.契約
審査に通ればあとは契約を結びます。
お金を借りるわけですから口約束というわけにはいきません。
契約書に必要事項を記載して正式契約を行います。
審査に通ったあとのお金の借り方
審査に通って契約をしたら、すでにお金を借りられる状態になっています。
お金を借りる方法は大きく分けて2種類あります。
- ローンカードを発行してもらいATMから融資を受ける
- 登録口座に振込をしてもらう
ローンカードを使う場合には、カードを発行してもらう必要があります。
カードの発行は自動契約機で行っていますので、営業時間内に無人契約機まで行き、ローンカードを受け取ってください。
ローンカードがあれば、消費者金融が提携している金融機関のATMでお金を借りることができます。
登録口座に振り込みでの融資も可能ですが、こちらは振込可能な時間(14時くらいまで)に依頼しないと、翌日以降の営業時間対応になってしまいますので気をつけてください。
14時以降に即日融資を受けたい場合は、ローンカードを発行してもらいましょう。
特徴を把握しておけば消費者金融でも安心して利用できる
テレビCMを見ていると、消費者金融ならとても手軽にお金を借りられそうな気がしますよね。
実際に、スマホでの融資にも対応している金融機関が増えていますので、収入に見合わない金額での借り入れでなく、ブラックリスト入りしているなどの状態でもない限り、お金を借りることはそれほど難しくありません。
ただし、即日お金借りたいとなると、申込み方法や借入方法が限られます。
さらに、借りたお金をきちんと返すための計画も立てておかないと、想定以上の利息を払ってしまうことになります。
消費者金融でお金を借りる前には、ここでご紹介した内容をしっかりと把握しておきましょう。
それさえしっかりとしておけば、消費者金融を利用するのに不安要素はありません。
ぜひ、うまく活用して、無理なく返済できる額の範囲内で借り入れるようにしましょう。