お金を借りる目的

家がほしい人必見!借り入れが難しい人が住宅ローンを利用するには?

新築の注文住宅

結婚した同世代の友人が家を買ったと聞くと「自分も家ほしい」ってなりますよね。

でも貯金はほとんどゼロで、収入もそれほど多くない状態だと借り入れがとても難しそうです。

そういう場合、住宅ローンの借り入れは諦めるべきなのでしょうか?

条件が悪い人が借りにくいのは事実ですが、絶対に住宅ローンを使えないというわけではありません

審査を通過しやすい条件を整えて申し込みをすることで、無貯金で低収入でも家を買える可能性は十分にあります。

ここではそんな借り入れが難しい人が住宅ローンを利用する方法についてご紹介します。

このページで分かること

借り入れが難しいほど定収入の人が、家を買うことなんてできないと思われがちですが、実は安定した収入があるなら、住宅ローンで融資を受けられる可能性があります。

世帯年収の5倍までで、資産価値のある物件の購入ならフルローンで家を買うことができます

ただし、すべての住宅ローンの利用が可能というわけではなく、低年収の人でも借りられるような利用条件になっている商品であることが重要です。

それでも、年収が100万円でも融資してくれる金融機関はいくつもありますので、最初から諦めず身の丈に合った物件を探して、住宅ローンの審査を受けてみましょう。

知っておくべき住宅ローンの基礎知識

お金がないという人でも住宅ローンを利用する方法をお伝えする前に、まずは簡単に住宅ローンの仕組みについて知っておきましょう。

しっかりした知識を持っていることも、審査を通過させるにおいては重要なポイントになります。

なぜその住宅ローンを選ぶのかをきちんと説明できるようになるためにも、しっかり頭に入れておきましょう

ただ、そんなに構える必要はありません。

できるだけ分かりやすく説明しますので、安心して読み進めてください。

住宅ローンには3種類ある

それではまず、住宅ローンの種類について把握していきましょう。

住宅ローンには下記の3種類があります。

民間融資 銀行ローン
公的融資 財形住宅融資
協調融資 フラット35

なんとなく聞いたことがあるものあれば、まったく分からないというものもありますよね。

それぞれの種類について簡単に説明していきます。

民間融資:銀行ローン

変動金利 年0.4〜0.5%
固定金利 年1.0〜1.5%

住宅ローンの中でももっとも一般的なのが銀行ローンですよね。

銀行ローンには変動金利と固定金利の2種類があり、それに加えて一定期間固定金利のあと変動金利に移行する商品がラインナップされています。

現在のように金利が低い状態では、変動金利のほうが低金利で借りられますが、景気が回復して金利が上昇すると固定金利のほうが低金利で借りられるようになります

お金がないけど家ほしいという人にとって重要なのは、金利よりも借りやすさです。

銀行ローンにもいくつかの種類がありますが、基本的には低金利なものほど審査が厳しくなると考えてください。

公的融資:財形住宅融資

金利(5年間固定) 年0.59〜0.79%

財形住宅融資は、勤務先で財形貯蓄を1年以上行っており、残高が50万円以上ある人が利用できる自治体が行っている融資です。

借りられる金額は財形貯蓄額の10倍ですので、貯金が300万円ある場合には、3000万円まで借りることができます。

とても低金利でお得な住宅ローンなのですが、お金がない人は当然財形貯蓄はおこなっていないため、残念ながらこの住宅ローンは使うことができません。

もし財形貯蓄があるなら、選択肢のひとつとして考えておきましょう。

協調融資:フラット35

固定金利 年1.26〜1.96%

フラット35は銀行などの民間の金融機関と国が管轄する住宅金融支援機構が提携して、最長35年全期間固定金利で借りることができる住宅ローンです。

総返済額が借り入れをしたタイミングで決まるため、返済計画を立てやすいというメリットがあります

フラット35にはフラット50というような50年で返済するローンもあり、親子ローンを組むことも可能です。

年収に応じて借り入れできる金額が決まりますが、収入の少ない世帯でも借りられる仕組みが用意されています。

住宅ローンは家を担保にしてお金を借りる

住宅ローンの特徴としては、いずれの商品も原則として購入する家や土地を担保にします

不動産は安定した価値があるため、もし返済が滞っても貸主は家を引き取って売却できますので、損失を最小限に抑えることができます。

このため、借りるときに重要なのは不動産の資産価値になります。

新築の場合には建物にも価値があるので高額な借り入れが可能になりますが、中古住宅の場合には建物の価値が認められず、必要な額をすべて借りるのが難しくなります。

お金がないから中古住宅にしようと思っても、実はそちらのほうが借りにくいというようなことが発生するのが住宅ローンです。

手元にお金がなく、全額借り入れを考えているという人はそのこともしっかり頭に入れておきましょう。

住宅ローンを利用するのに重要なのは安定した収入

住宅ローンを利用する上で重要なのが、安定した収入があるということです

この点に関しては会社員であればクリアできるはずです。

一方で派遣社員や契約社員の場合は、安定という面では弱いため利用できる住宅ローンは限られてしまいます。

ただ、派遣社員でもお金を借りて家を購入しているケースも珍しくなく、絶対に借りられないというわけではありません。

とはいえ、アルバイトや無職というのではさすがに厳しいのが現実です。

また、勤続年数が1年以下という場合も融資を断られるので注意してください。

借入額にもよりますが、多くの金融機関が年収100万円以上で利用可としていますし、フラット35も収入に応じた額を借りられます。

お金がない、収入が少ないということだけで審査落ちすることはありませんので、安心してください。

借り入れができない人が住宅ローンを利用するときのポイント

住宅ローンについて、その概要を理解できたかと思いますので、実際にお金がないけど家ほしいという人が住宅ローンを利用するときのポイントをご紹介します

  • 身の丈にあった金額の家を買う
  • 不動産の価値を考慮しておく
  • 借金は可能な限り返済しておく

お金がない状態で家を買いたいならこの3点を意識してください。

それぞれのポイントについてもう少し具体的に説明していきます。

身の丈にあった金額の家を買う

住宅ローンは不動産を担保にお金を貸すとはいえ、年収が200万円の人が1億円の家を買いたいと言っても当然融資をしてもらえません。

どう考えても返済ができなくなりますよね。

金利が年1%だとしたら、利息だけで年収の半分を占めることになります。

細かな計算方法はあるのですが、大雑把に計算するなら年収の5倍程度が借入可能な額ということになります。

年収200万円なら1000万円、年収300万円なら1500万円です。

思ったよりも借りられないですよね。

都内ですとさすがに家を建てるのは難しそうです。

でも無理のない返済を考えたとき、これ以上の借り入れは難しいと考えてください。

自分の年収を考えて、それに応じた金額の家を探すようにしましょう。

ただ、フラット35などでは世帯収入を合算できますので、夫婦で収入がある場合には借りられる金額はその合算した金額から算出できます。

民間の金融機関でも世帯収入で融資してもらえる商品がありますので、共働きしている場合にはそのような住宅ローンを選びましょう。

不動産の価値を考慮しておく

すでにお伝えしましたように、中古住宅は価格が安いものの資産価値は低くなります。

例えば1000万円の築30年、駅から徒歩40分の場所にあるマンションを買うのに、1000万円全額融資はあまり期待できません。

建物の価値がほぼゼロですし、土地はマンションの住民での分割になりますので、1人あたりの資産価値はかなり低くなります。

そのような物件よりも、駅に近い新築一軒家1500万円のほうが融資を受けられる確率は上がります(もちろん年収が300万円ある前提ですが)。

上記のマンションよりは、売却しやすく高値で売れるため担保にしやすく、思い切った融資をしてもらえるためです。

お金がない場合には、ついつい安い物件を探してしまいますが、それゆえに融資を断られるというケースもありますので、買える範囲内でできるだけ資産価値の高い家を購入するようにしましょう。

借金は可能な限り返済しておく

お金がない人はすでに借金をいくつか抱えているかもしれません。

住宅ローンを利用する前には、それらの借金を可能な限り返済しておきましょう。

カードローンやクレジットカードのリボ払いも含めて返済しておく必要があります。

すでに説明しましたように、住宅ローンでは安定した収入が重要です。

それは月々の返済をしっかりとしてもらうという意味と、返済をしたことで生活が苦しくならないことを重視しているためです。

他に借金があり、返済中ということは実質の収入が目減りしていることになります。

そうなると家を買ったことで生活が苦しくなるのは目に見えています。

このように借金を背負っている場合には、融資がかなり厳しくなりますので、まずは借金を完済させた上で、住宅ローンの申し込みを行いましょう。

収入が少なくてもお金がなくても家は買える

借り入れが難しいけど家ほしいという人に向けて、住宅ローンの借り方についてご紹介してきました。

最初は無理かもと思っていた人も、「もしかしたら借りられるのかな?」と思い始めたのではないでしょうか。

実際に低収入でも家を買うことはできますし、購入している人も大勢います

ただ、借りられる金額は年収の5倍程度ですし、資産価値の低い物件の場合にはフルローンで借りるのは難しくなるなどを把握せずに申し込みをすると審査落ちする可能性が上がってしまいます。

収入が少なくても家を買うことはできますが、あくまでも身の丈に合った物件ということになります。

世帯年収からどれくらいの物件を借りられるかを計算し、それに見合った物件が見つかったら、まずは不動産業者に相談してみましょう。

ただし、借り入れの審査を受けるまでには借金を完済しておきましょう。