給料は毎年増えて入るものの、それ以上に税金や保険などで天引きされる金額が増えているため、自由に使えるお金がどんどん目減りしていますよね。
東京や大阪のような大都市は家賃や物価も高く、生活していくので精一杯という人も多いかと思います。
お金がない状態で街に出ても何もできないため、休日はずっと家に引きこもってしまいますよね。
でも、もっとアクティブに動き回りたい。
趣味や旅行、買い物を楽しみたいですよね。
そのためには自由に使えるお金が欲しいところです。
ここではそんな、日々の生活に少しの変化を与えてくれる、小額のお金を借り入れする方法についてご紹介します。
Contents
このページで分かること
自由に使えるお金がほしいときの借入方法は、カードローン、クレジットカードのキャッシング、質屋の3種類があります。
選ぶときには金利を比較して、低金利のものから申し込みをしましょう。
ただし、金利が低いものほど審査が厳しく、審査落ちする可能性があります。
とはいえ、安定した収入があり在籍期間も1年以上あれば、収入に見合った額なら、審査を通過する可能性があります。
まずは銀行のカードローンの審査を受けて、審査落ちしたら消費者金融、クレジットカードのキャッシングと順番に審査を受けるようにしましょう。
自由に使えるローンと決まった用途にしか使えないローン
自由に使えるお金が欲しいと思ったときに、まず思い浮かぶのが銀行や消費者金融などのローンですよね。
テレビCMも流れているくらいですから、誰でも簡単に貸してもらえそうです。
でも、そんな金融機関のローンには自由に使えるものと、そうでないものがあります。
自由に使えるローン | 決まった用途にしか使えないローン |
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自由に使えるローンというのはカードローンしかありません。
フリーローンは自由に使えるのでは?
そう思うかもしれませんが、実はフリーローンも「自由」ではありません。
この点については後ほど詳しく説明します。
もし銀行や消費者金融などから借りるのであれば、カードローン1択ということになりますが、お金を買い入れできるのはなにも、銀行や消費者金融だけではありません。
他にどのような借り入れができるのか、次章でご紹介していきます。
自由に使えるローンの種類
自由に使えるお金を借りる方法は3つあります。
- カードローン
- クレジットカードのキャッシング
- 質屋
この他にも少しイレギュラーな借り方もありますが、ここでは一般的な借入方法として、この3つについて詳しくご紹介していきます。
カードローン
カードローンについてはすでに簡単に触れましたが、銀行や消費者金融などの金融機関が提供している金融商品です。
ローンカードを発行してもらい、そのカードを使って利用限度額の範囲内で何度も借り入れできるタイプのローンです。
利用するには金融機関の審査を受ける必要があります。
過去に金融事故を起こしていたり、すでに高額な借金を抱えていたりする場合には審査落ちすることもあります。
- 銀行は金利が低い(年2.0〜15.0%)
- 銀行は高額な借り入れが可
- 審査スピードが早い
- 銀行は審査が厳しい
- 消費者金融は金利が高い(年4.5〜18.0%)
- 消費者金融は年収の1/3までしか借りられない
クレジットカードのキャッシング
クレジットカードのキャッシング機能でも、小額のお金を借りることができます。
クレジットカードの申し込みをしたときにキャッシング機能を付けている場合には、手持ちのクレジットカードを使ってATMなどから借り入れが可能です。
キャッシング機能がない場合には、クレジットカード会社に依頼してキャッシング枠を設定してもらう必要があります。
キャッシング枠は利用者の信用に応じて設定されますが、依頼して増枠することも可能です。
一般的には30〜50万円くらいをキャッシング枠として利用できます。
- 買い物や旅行ならショッピング枠で利用できる
- すでにキャッシング枠があるなら審査不要
- 金利が高い(年18.0%)
- 借りられる額が小さい
質屋
カードローンやクレジットカードは、とてもお手軽な借入方法ですが、利用するには原則審査を受けなくてはいけません。
年収が低い人や非正規雇用で働いている人は審査落ちする可能性があります。
過去に金融事故を起こしてブラックリストに載っている人は確実に融資を断られます。
そんな人でも借り入れできる場所が質屋です。
ブランド品のバッグや高級時計などの価値のあるものを担保にして、それに見合ったお金を借りることができます。
- ブラックリストに載っていても借りられる
- 審査がないので確実に利用できる
- 返済を催促されない
- 返済できないと担保にしたものが質流れする
- 金利が高い(月1.0〜5.0%)
- 価値のあるものがないと利用できない
自由に使えるお金がほしいとき、どこから借りればいい?
3つの借入方法をご紹介しましたが、実際に自由に使えるお金がほしいときには、どこから借りるのがベストなのでしょう。
基本的な考え方としては金利の低さで優先順位を決めてください。
金利が低いほど返済利息を抑えることができます。
- 銀行のカードローン
- 消費者金融のカードローン
- クレジットカードのキャッシング枠
- 質屋
一般的にはこのような順番になりますので、まずは銀行のカードローンを申し込んでみましょう。
ただし、銀行のカードローンは審査がかなり厳しいので審査落ちする可能性があります。
このため、審査落ちしたら次は消費者金融、その次はクレジットカードのキャッシング枠と、変えていきましょう。
また、今すぐお金が必要で、すでにクレジットカードのキャッシング枠があるという場合は、迷うことなくキャッシング枠を利用しましょう。
ブラックリストに載っているという人は、審査に通ることはありませんので、最初から質屋で借りてください。
フリーローンは自由に使える?利用するときの注意点
フリーローンは自由に使えるわけではないとお伝えしましたが、金融機関のホームページなどを見ると使用用途が自由と書いてあります。
いったいどういうことのなのか気になりますよね。
確かにフリーローンは旅行や買物などに利用できます。
でも、借りるときに申請した内容にしか利用できません。
例えば、ツアー料金として20万円借りるとします。
借りるときにはその見積書を提出し、そこに記載れている金額だけ融資をしてもらえます。
金融機関によっては、ツアー会社に直接振り込みをされますので、その20万円を他のことに使うことができません。
このように、フリーローンは使用用途の自由は効くのですが、借りたお金の使いみちは決められていますので、何を買うのか決まっていない買い物や、旅行先での食事の支払いなどには使うことができませんので注意してください。
借りたお金を無理なく返済できるのを確認してから借り入れする
とても基本的なことですが、借りたお金は返済しなくてはいけません。
このため、無計画に借りてしまうと返済できずに困ってしまうことになります。
返済できないと、また別のところからお金を借りて返済に充ててというのを繰り返してしまいます。
そうやって他から借りられるうちはいいのですが、いずれどこかで破綻して、最終的に闇金業者からお金を借りてしまうという人もいます。
自由に使えるお金を手にするために、お金をかりるのはいいのですが、必ず返済できることを確認してから借りるようにしましょう。
よくあるのが、ボーナスで返すからと思ってお金を借りたら、業績悪化でボーナスが思ったよりも支給されず、返済できなくなったというケースです。
そのような思わぬことがあっても、返済を待ってくれるわけではありません。
お金を借りるときには確実に入ってくる収入の中から返済する計画を立てて、無理なく返せるようなら借りるようにしましょう。